不動産コラム

2025/08/22

【高山市】古家付き土地とは?売却するメリットとデメリットを解説

「高山市にある実家を相続したけど、建物が古くてボロボロ…」「このまま土地として売却できるの?」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。そんな時に登場するのが「古家付き土地」という不動産の売り方です。

今回は、高山市で古家付き土地を売却する際のメリット・デメリットや、売却時に知っておきたいポイントについて詳しく解説します。

■そもそも「古家付き土地」とは?

古家付き土地とは、すでに老朽化が進み、建物としての価値がほとんどない古い住宅が残った状態の土地を指します。見た目は「一戸建て」ですが、実際の売買では建物の価値を含まず、「土地」としての評価が主になります。

高山市では、戦前からの町家や昭和期に建てられた木造住宅が残っている地域もあり、古家付き土地の形で売却されることがよくあります。

■古家付き土地の売却方法

古家付き土地を売却する際には、大きく分けて次の2通りの方法があります。

1.古家付きのまま売却

2.更地にしてから売却

どちらを選ぶかによって、かかる費用や売れるスピード、買い手の層が異なります。では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

■古家付きのまま売却するメリット・デメリット

◎メリット

・解体費用が不要

建物を解体するには、木造でも200万円以上かかるのが一般的です。古家付きのまま売れば、この費用を売主が負担する必要がありません。

・税金面で有利なケースも

固定資産税は建物が残っていると「住宅用地の特例」が適用され、土地全体の税額が軽減されます。更地にすると、この優遇措置がなくなり、税額が跳ね上がる可能性があります。

・買主がリフォームや再利用できる可能性

一部の買主は、古民家リノベーションやDIYを希望しているケースもあります。特に高山市は観光資源として古民家を活用する動きがあるため、ニーズが一定数存在します。

×デメリット

・建物の状態により印象が悪くなることも

雨漏りやシロアリ被害、崩れかけの外観などがあると、買い手にマイナスの印象を与えてしまい、売却が長引く恐れがあります。

・買主にとって解体コストがかかる

建物を取り壊して使いたいと考える買主にとっては、「自分で解体しなければいけない」という負担が発生するため、購入のハードルが上がります。

■更地にして売却するメリット・デメリット

◎メリット

・見た目がすっきりして売れやすい

更地の状態だと、買主は建築プランを想像しやすく、土地の活用イメージが湧きやすくなります。そのため、早期売却につながる可能性があります。

・建物の瑕疵(欠陥)トラブルを回避できる

古家を残したまま売ると、売却後に建物の不具合に関するトラブルが発生するリスクがあります。更地にすることで、こうしたリスクを未然に防ぐことができます。

×デメリット

・解体費用が売主負担になる

木造住宅でも解体費用は高額で、規模によっては200万円~500万円を超えることもあります。費用負担を回避したい場合は、古家付きのまま売る方が無難です。

・固定資産税が高くなる

建物を解体した翌年からは「住宅用地の特例」が外れるため、税額が3~6倍になることも。売れるまでの期間が長引くと、固定資産税の負担が大きくなります。

■高山市で売却する際のポイント

高山市では、景観保全や伝統的建造物の保護が進められているエリアもあり、「古家=価値がない」と一概には言えません。特に町家や古民家に対しては、飲食店・宿泊施設・文化体験施設などに活用したいという需要があるため、立地や建物の特徴を活かせるケースもあります。

また、空き家対策や解体費用の補助制度が自治体から提供されている場合もありますので、事前に高山市役所や不動産会社に確認してみると良いでしょう。

■まとめ

古家付き土地の売却には、「古家付きのまま売る」「更地にして売る」の2つの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。高山市ならではの古民家活用の可能性も含めて、物件の状態や地域の特性に応じた売却戦略を立てることが大切です。

「どちらが良いのか判断できない」「解体費用をかけるか迷っている」という方は、地元に強い不動産会社に相談してみましょう。最適な売却方法を提案してくれるはずです。

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