2025/04/28
高山市で相続した土地や家を売却する手順
こんにちは。イイヨ不動産です!
相続した土地や家をそのまま所有し続けるか、売却するかで悩む方は多いと思います。特に管理が難しい場合や維持費がかかる場合、売却を検討することが現実的な選択肢となります。この記事では、高山市で相続した土地と家をまとめて売却する際の手順を詳しく解説します。
1. 相続登記を行う
まず、売却を行うためには相続登記を完了させる必要があります。相続登記とは、亡くなった方(被相続人)から相続人へ所有権を正式に移転する手続きです。2024年4月から相続登記は義務化されており、早めの手続きをおすすめします。相続登記の期限は、相続(遺言を含みます)で不動産を取得したことを知った日から3年以内です。
手続きの流れ
・必要書類を準備(戸籍謄本、住民票、遺産分割協議書など)
・高山市の法務局(岐阜地方法務局高山支局)で相続登記を申請
・登記完了後、正式な所有者として売却が可能に
自力で行うのが難しい場合は、司法書士に相談してみましょう。
2. 土地と家の査定を依頼する
次に、相続した不動産の査定を行います。査定は無料で行う不動産会社が多いため、複数の会社に依頼し、適正な価格を把握しましょう。
査定を依頼する方法
・高山市内の不動産会社に直接依頼
・高山市の空き家バンクを活用
・一括査定サイトを利用
3. 売却方法を決める
査定結果をもとに、どのような方法で売却するかを決めます。主に以下の3つの方法があります。
① 不動産会社に仲介を依頼
最も一般的な方法で、買い手を探してもらいます。売却価格を市場相場に合わせて設定し、売却活動を進めてもらいます。
② 買取会社に直接売却
すぐに現金化したい場合は、不動産買取会社に売却する方法もあります。市場価格より安くなることが多いですが、手続きがスムーズで確実に売却できます。
③ 高山市空き家バンクを利用
高山市が運営する「空き家バンク」を活用すると、買い手を見つけやすくなります。地域活性化の目的もあり、補助金などのサポートが受けられる可能性があります。
4. 売買契約の締結
買い手が決まったら、売買契約を締結します。契約書の内容をよく確認し、特に以下の点に注意しましょう。
・売買価格や支払い方法
・引き渡し日
・手付金や違約金の有無
不動産業者を通す場合は、専門家が契約手続きをサポートしてくれます。
5. 引き渡しと代金の受領
契約が完了したら、所有権の移転登記を行い、買主へ不動産を引き渡します。これと同時に代金を受け取ります。
必要な手続き
・所有権移転登記の申請(司法書士に依頼可能)
・固定資産税の精算
・売却代金の受領
6. 売却後の税金手続き
土地や家を売却すると、譲渡所得税が発生する可能性があります。ただし、相続した不動産には特例が適用される場合があるため、税理士に相談するとよいでしょう。
税金のポイント
・3,000万円特別控除(一定の条件を満たせば適用可能)
・譲渡所得税の計算(売却益が発生した場合)
・確定申告の必要性(翌年の確定申告時に申告)
まとめ
高山市で相続した土地と家を売却するには、まず相続登記を行い、その後、不動産の査定や売却方法の選定、契約締結と手続きを進めることが重要です。手続きが複雑に感じる場合は、不動産業者や税理士、司法書士に相談しながら進めるとスムーズに売却できます。適切な手続きを踏んで、安心して不動産を手放しましょう。
高山市で実家の売却や相続手続きにお悩みの方は、イイヨ不動産にお気軽にご相談ください。詳細は、下記の公式ホームページよりご確認いただけます。